よくあるご質問

サポートについて
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正規の金額には何が含まれていますか?
UAV(DJI Matrice 600 Pro)、TerraLiDARシステム、GNSS固定局、小型UAV(Mavic 2 Pro)、導入講習費、
初年度の動産保険が含まれております。 -
維持費はいくら位かかりますか?
初年度は動産保険を無料でおつけしておりますが、次年度以降は各企業様で保険にご加入いただきます。
その他、年2回の点検とキャリブレーションを実施し、年間75万円の保守・サポート費用をいただいております -
購入した際、本体の保証(飛行後の破損等)などはありますか?
初年度は動産保険が含まれております。
2年目以降はお客様ご自身で保険に加入していただく必要がございます。 -
試しにデモフライトをしていただくことは可能でしょうか。
可能です。
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UAV計測受託業務は実施していますか?
UAVレーザーの計測サービスも実施しております。計測サービスをご要望される際は、
各営業担当かお電話(03-6419-7193)までお問い合わせください。 -
機体以外の付属品は取り扱ってますか?
バッテリーやプロペラなどDJI商品の用意がございますのでお問い合わせください。
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DJI機体の修理は行っていますか?
修理も実施しております。
点群処理について
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ドローンを飛ばした後に、 点群データや成果物の納品までにどれくらいの時間がかかりますか?
計測範囲によります。オリジナルデータ(10ha)の場合はアップロード後、最短即日・最長3日が目安です。
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他社の点群処理ソフトをすでに使用している場合も 御社の点群処理ソフトの購入は可能か。
一般的な点群ソフトであるTerra Solidなどをお持ちであれば必要ありません。
TerraSolidは弊社の商品ではございませんのでご注意ください。 -
画像解析によるソフトを所有しておりますが、 レーザーで得られたデータは別に解析ソフトを購入する必要があるのでしょうか。
はい。画像解析ソフトではレーザーで得られたデータを処理することはできません。
Cloudにデータをアップロードしていただくか、別途ソフトを購入していただく必要がございます。 -
現場での確認用PCの推奨最低スペックはどの程度必要でしょうか?
Windows,Core i5,RAM16GB程度あればよいかと考えます。
1フライトごとにデータ容量は2GB程度なのでSSDに指定はありませんが、大きいものをおすすめします。 -
必要なソフト等を導入するとして、 点群取得まで最短日数はどれくらいになりますでしょうか。
10フライト分までは即日生成することができます。
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植生の除去について、ソフトの方で自動処理になっているのでしょうか、 時間はどれほどかかりますか?
植生の除去などを含むフィルタリングは自動処理を行うことができますが、
自動フィルタリングにより得られる成果物は残すべき対象物もフィルタリングされてしまう可能性がございます。
弊社では全てを自動処理するのではなく、お客様に満足していただけるよう手動処理も行なっております。
所要時間はフライト回数によりますが、1週間から2週間ほどいただいております。
また、即納を希望する場合は、別途ご相談いただければご対応させていただきます。
技術・精度について
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特許を取得した技術について詳しく知りたい
GNSSは三次元空間上の位置をcmレベルで計測するセンサになります。原理的には、3次元空間上に3点あれば
平面がつくられて、姿勢が求まる事になります。この基本原理を応用して、6つのアンテナをつけることで30通りの
姿勢推定の組み合わせが作成され、最適な姿勢を推定します。 -
植生下の測量が可能となる仕組みが知りたい
UAVレーザはその名通り、レーザ光を照射し反射してきた光をキャッチして計測しています。
原理としては植生の間の隙間を通り抜けて地上に光が到達することができれば計測可能となります。
枝葉を透過するわけではありません。目安として、自然光が地上に到達する計測値であれば、
地形の計測が可能となります。 -
精度はどのくらいですか?
大方は、標準偏差が5cm以内には収まりますが、上空から1秒間に30万発照射されるビームが必ずしも地物に
対して均一に照射されるわけではないので、飛行方法や樹木の茂り方によっては10cm以内とすることが適切な
場合もあります。 -
天候は精度に影響しますか?
雨が降らない限りは晴天でも、曇天でも問題ありません。風速も5m/sまでであれば精度・飛行共に問題ございま
せんが、一般的に風が弱い方が比較的良いデータが取得できる傾向があります。 -
すでにMatrice 600(M600)を所有しているが、 汎用的に使用できますか。専用機体にしなければいけませんか?
汎用的に使用できます。前方視認可能なFPVカメラを取り付けることをおすすめしております。
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キャリブレーションは必要ですか?
公共マニュアルに記載の通り、使用頻度に応じて年2〜3回の機体点検とキャリブレーションが必要です。
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OSはWindowsのみか?
現状、Windowsのみです。
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固定局用GNSSのメーカーを教えて下さい。
CHC社のM6を使っていますが、RINEX,Baidoのデータを取得できれば問題ありません。
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午前9時をまたぐ計測は、可能ですか?
可能です。
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自動航行時、障害物検知、回避等の機能はありますか?
障害物回避等の機能はありません。
計測前に小型機による飛行で障害物等を確認してから実際の計測を行っています。 -
補完用ジャイロとは何ですか?
GNSSの取得周期が1秒に10点です。その間の0.1秒の間の姿勢を求めるために、1秒に100点取ることのできる
IMUを装着しています -
GPSの姿勢制御だと、街中や低空での使用には向きませんか?
はい、都市環境には弱いのでMMSなどには現状利用出来ません。
今後、みちびきなど都市環境につよいGNSSの発展によっては可能になるかもしれません。
基準点・評定点について
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作図の座標系は発注社で指定可能でしょうか。
任意座標系、平面直行座標系、緯度経度など一般的な座標系であれば指定可能です。
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検証点、標定点をおいて精度検証などをおこなうことは可能でしょうか。
計測時に設置することになりますが、点群生成後の精度検証は基本的にはご購入者様で行っていただきます。
点群の検証をご依頼をいただければ検証を行うことは可能です。 -
任意座標で測量している現場でも計測可能か?
任意座標の原点上に基準のGNSS受信機を設置していただくことで計測することができます。
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国土地理院が発行するRINEXファイルを使用することはできますか?
原理的には可能ですが、電子基準点との距離が離れている場合、ずれてしまうこともあります。
Terra Lidarは1周波アンテナのため、お客様自身で基地局を設置することを推奨しています。 -
固定局に既に持っている基準局を使用することは出来ますか?
仕様が適合していれば使用可能です。
要件としては、①Beidou衛星が取れること,②Rinex3.02データが取れることです。 -
調整用基準点についてもう少し詳しく説明していただけないでしょうか。
UAVレーザーの公共マニュアルに記載がございますが、
高さのある対空標識(目安として4点/100ha)が必要になります。 -
必ず調整用基準点は必要ですか?
点群生成には必要がありませんが、精度担保の為には置くことを推奨いたします。
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標定点は、地面に置くのでなく三脚に固定した方が良いのでしょうか。
はい、精度を高めるために三脚に固定する必要があります。また、設置する際には上空に障害物が少ないこと、
評定点が周囲の草木よりも高い位置に設置する必要がございます。
計測について
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高低差がある場合の方法及びフライトはどのように行うのか?
山に対して対地高度一定の飛行プランを練ることで、高低差のある山地などでも計測することができます。
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国交省の現場等の出来形評価には使用できますか。 可能な場合、通常のUAV写真測量では一定の間隔で評定点や検証点が必要に なると思いますがTerra Lidarでも必要でしょうか。
あらかじめ飛行経路を作成し、自動航行による計測を行います。計測以外の離発着は手動で行います。
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スキャン精度を高めるためのオーバーラップはどのように決めるのか?
ラップ率は要件や目的によって30%から50%を案件ごとに決定します。
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高低差があっても自動飛行は可能ですか?
GSPROやLitchiなどで最適な飛行経路を計画することで高低差がある場合でも自動飛行が可能です。
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推奨高度はいくつですか?
対地高度30mから50mです。
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木や植物が生えている部分の点群は欠損しますか?
計測範囲の繁茂具合によります。光の反射によって計測しているので、
広葉樹より針葉樹の方が地表面へレーザーが届きやすいです。 -
山奥等で、固定局の設置が難しい場合(上空が木で覆われているなど)は、 どうすればいいのでしょうか?
ご指摘の通り、上空が木などで覆われている場合はデータの取得が難しくなります。
しかし、計測範囲から半径2km圏内であれば固定局を設置することができますので、できるだけ上空に障害物の
ない開けた場所に設置していただければデータの取得が可能です。 -
1セットのバッテリーで飛行できる時間と計測範囲はどれくらいですか?
約15分のフライトで、計測範囲は高度と速度にもよりますが5ha程度です。
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Terra Lidarのバッテリーはどうなっていますか?
電源はUAV本体のバッテリーを使用しますが、Terra Lidarの消費電力が本体のバッテリーに与える影響は
ほとんどほとんどありません。 -
IMUを使用しない、またイニシャライズ不要とのことですが、 公共測量には対応できないという事でしょうか?
17条申請をすることで公共測量に対応することができます。
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データの欠測があった場合、2回目のフライトでは欠測していた箇所のみを 飛行させれば良いのでしょうか?また、その場合には1回目と2回目のフライト データを合成して現地で確認することはできますか?
2回目のフライトでは欠測していた箇所のみを飛行させれば問題ありません。
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降雨直後の計測も可能なんでしょうか?
可能ではありますが、推奨しておりません。
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外部カメラを装着することが出来ますか?
空撮カメラのオプションは現状ありません。UAVレーザと同時に写真撮影(空撮)をすることを目的とする場合、
画角やラップ率の関係から同時の飛行は推奨していません。またお客様責任にはなりますがSony α6000 を
装着する為のネジ穴があり装着ができ、インターバル撮影にて撮影可能です。 -
カラー点群の取得は可能ですか?
別撮りでオルソ写真を作成し、別途ソフトを用いることでレーザ点群への色付けをすることができます。
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Terra Lidarで点群取得の際、 ドローンの飛行計画や操縦に専用のソフトがあるのでしょうか?
専用のソフトはございません。
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飛行計画を作る際にはどのようなソフトが必要ですか?
平坦で簡易的な計測範囲であれば、GS-ProやLitchiを、起伏が激しい場合は、TrendOneなどの2次元CADに
等高線を読み込みKMLの経路を作成します。